魂の平和を希求する精神に貫かれている
鎌仲ひとみ(映像作家)
物語は現代とはるか5000年も過去のあわいを行ったり来たり。
映像を切り取ってきたかのように
地球上の時空を縦横無尽に行き来する。
ある時はアイヌの美しい少女と九州の青年が一つ船の上で
アメリカ大陸をめざす。
ある時はカナダ西岸で人類学者が不思議な遺跡を発掘すると
そこには2体の古代人の遺体が保存されていた。
ハワイの古い船着き場に約束した人がいる。
その人の胸に下がっているのははるかモンゴルから旅をしてきた
数奇な運命を通過してきた青い石。
一気に読みました。全く新しいタイプのSFであり、人類が地球上を移動した大胆な仮説であり、何よりも魂の平和を希求する精神に貫かれている。
その上、読み物として面白い?、濡れ場というか男女の愛を交わすシーンがそこここにあるのです。星川さん、意外な才能があるのね!!
これもまた南方新社から出ました。「100人の母たち」も南方新社でしたね。
おすすめします!
【鎌仲ひとみブログより許可を得て抜粋】
http://kamanaka.com/blog/kama/1578/
レビュー
- タマサイ
戦の時代の冒険と愛 - タマサイ
読者や社会があたかも当然と思っていたことを揺さぶる - タマサイ
始まりから、タマサイの世界にどっぷりとはまりました - タマサイ
SF(ソウルフィクション)というジャンルができちゃうかも - タマサイ
限りなくフィクションに近いノンフィクション - タマサイ
現代人の「ふかいやまい」を照らす - タマサイ
私たちの果てることがない、旅路の行く末を思う - タマサイ
だからこそ「今」、どう生きていくのか… - タマサイ
想いを馳せることの素晴らしさを、改めて感じうる物語 - タマサイ
時代の先端は、まさにターコイズに進みつつあるのだ - タマサイ
随所にはっとする描写、魂に染みる言葉 - タマサイ
魂を解き放つ旅 - タマサイ
この物語をベースにした舞台をみたいと思う - タマサイ
わたしのロマンも、「タマサイ」に乗って太平洋を漕ぎ渡った - タマサイ
ひとの想像力を高く羽ばたかせる - タマサイ
地球と人間と、その星の生きものすべてに対する、かぎりない「慈しみ」 - タマサイ
本当は現在・過去・未来を同時に生きてるんだ - タマサイ
魂の平和を希求する精神に貫かれている - タマサイ
自分の中に眠っている力がふつふつと呼吸を始める - タマサイ
いずれ共に故郷に帰れるかもしれない - ベーリンジアの記憶
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