随所にはっとする描写、魂に染みる言葉 - 星川淳 INNERNET WORKS

随所にはっとする描写、魂に染みる言葉

長澤靖浩(病気療養中)

 

読み進むにつれ、この作品にこめられたスピリットがどんどん浮上してくるのがいいと思いました。
またタマサイとは結局、この星を外から眺められるようになった時代の地球という宝石だとわかるところがこの小説の謎解きのクライマックスだと感じました。

 

随所にはっとする描写、魂に染みる言葉が、ちりばめられていて、それだけでも読む価値がありました。
全体としては、「小説として読みたい」という意識を外したら、よい作品に仕上がっていると思います。

 

 

レビュー