本当は現在・過去・未来を同時に生きてるんだ
森 雅浩(Be-Nature School代表)
もっと、読みたい!当然続編あるよね!って、これは前作『ベーリンジアの記憶』の続編でもありました。
現代と過去の物語が交互に展開するスタイルは、読者を「時空を超えた旅」に連れて行くタイムマシンがごとき。
あれよあれよと読み進むうちに話がどんどん展開して加速感がすごい。そんな読みごごちのスピード感も、福島の原発事故以降さらに臨界点に近づきつつある現在社会のひずみをその根源から問う内容も、きわめて今っぽいです。
同時にこれは小説の形を借りた、著者による先史モンゴロイドの世界拡散に関する論文、もしくはフィールドワークを通じた研究の途中報告と言っていいでしょう。
人類の旅はまだ続きます。だからこのテーマは終わらないですよね。私たち、本当は現在・過去・未来を同時に生きてるんだって、この本は思い出させてくれました。
レビュー
- タマサイ
戦の時代の冒険と愛 - タマサイ
読者や社会があたかも当然と思っていたことを揺さぶる - タマサイ
始まりから、タマサイの世界にどっぷりとはまりました - タマサイ
SF(ソウルフィクション)というジャンルができちゃうかも - タマサイ
限りなくフィクションに近いノンフィクション - タマサイ
現代人の「ふかいやまい」を照らす - タマサイ
私たちの果てることがない、旅路の行く末を思う - タマサイ
だからこそ「今」、どう生きていくのか… - タマサイ
想いを馳せることの素晴らしさを、改めて感じうる物語 - タマサイ
時代の先端は、まさにターコイズに進みつつあるのだ - タマサイ
随所にはっとする描写、魂に染みる言葉 - タマサイ
魂を解き放つ旅 - タマサイ
この物語をベースにした舞台をみたいと思う - タマサイ
わたしのロマンも、「タマサイ」に乗って太平洋を漕ぎ渡った - タマサイ
ひとの想像力を高く羽ばたかせる - タマサイ
地球と人間と、その星の生きものすべてに対する、かぎりない「慈しみ」 - タマサイ
本当は現在・過去・未来を同時に生きてるんだ - タマサイ
魂の平和を希求する精神に貫かれている - タマサイ
自分の中に眠っている力がふつふつと呼吸を始める - タマサイ
いずれ共に故郷に帰れるかもしれない - ベーリンジアの記憶
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