始まりから、タマサイの世界にどっぷりとはまりました
遠藤裕未(種子島「なかわり生姜山農園」理事/元ピースボートスタッフ)
始まりから、タマサイの世界にどっぷりとはまりました。
「鉄砲」は武器であり、人を殺すことのできる道具であるという事実。
皆が知っていながら、「鉄砲伝来の地」ということを捉える時の島の暢気さというか、おおらかさというのは、時に島の良さでもあるとも言えますが、功績を讃えるだけの扱いをしている郷土の空気感に、日頃から違和感を覚えていました。
当時の種子島で、鉄砲を製造できた背景には、原料となる砂鉄が豊富だったことはもちろん、今にも継承が途絶えそうな伝統的な鍛冶技術があったからです。
伝統技術は守りながらも、「鉄砲」が使用されない世界を目指そうという発信が、「鉄砲伝来の地」だからこそできたらいいなと漠然と考えていました。
そんな時に、小説を通して、時空を超えた旅に興奮しながら、何もできていなかった自分を改めて直視させられ、胸を痛めながら読み進めました。
様々なことや人を思い出し、この本を送りたい人たちの顔がたくさん浮かびます!
読み終えたあとは、とても深い感動と、魂の旅を追体験させて頂いた興奮に感謝するとともに、このような作品を書き上げた星川さんに、改めて敬意を表します。
様々な問題を抱える今の社会だからこそ、タマサイの放つ世界に、多くの人が触れて欲しいと思います。
レビュー
- タマサイ
戦の時代の冒険と愛 - タマサイ
読者や社会があたかも当然と思っていたことを揺さぶる - タマサイ
始まりから、タマサイの世界にどっぷりとはまりました - タマサイ
SF(ソウルフィクション)というジャンルができちゃうかも - タマサイ
限りなくフィクションに近いノンフィクション - タマサイ
現代人の「ふかいやまい」を照らす - タマサイ
私たちの果てることがない、旅路の行く末を思う - タマサイ
だからこそ「今」、どう生きていくのか… - タマサイ
想いを馳せることの素晴らしさを、改めて感じうる物語 - タマサイ
時代の先端は、まさにターコイズに進みつつあるのだ - タマサイ
随所にはっとする描写、魂に染みる言葉 - タマサイ
魂を解き放つ旅 - タマサイ
この物語をベースにした舞台をみたいと思う - タマサイ
わたしのロマンも、「タマサイ」に乗って太平洋を漕ぎ渡った - タマサイ
ひとの想像力を高く羽ばたかせる - タマサイ
地球と人間と、その星の生きものすべてに対する、かぎりない「慈しみ」 - タマサイ
本当は現在・過去・未来を同時に生きてるんだ - タマサイ
魂の平和を希求する精神に貫かれている - タマサイ
自分の中に眠っている力がふつふつと呼吸を始める - タマサイ
いずれ共に故郷に帰れるかもしれない - ベーリンジアの記憶
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