『ベーリンジアの記憶』
星川淳著(幻冬舎初版1995年『精霊の橋』、文庫版1997年、電子版新装復刊2013年)
続編『タマサイ』(南方新社)の出版を記念して、ディープな読者から絶版が惜しまれていた第1作『ベーリンジアの記憶』を電子書籍として自家復刊しました。幻冬舎版とは装丁も活字組みも改め、内容も少し手直ししています(定価500円)。
あらすじ
いまから1万4000年ほど前のシベリアに生まれた少女ユカナが、謎の失踪をとげた父を追い、禁断の〈地の橋〉(氷河期 で地続きだったベーリング海峡=考古学用語でベーリンジア)のかなたに広がる"東のくに"をめざして旅立つ。その途上で出会う愛、試練、喜びと悲しみのす べてから、ユカナが学んだ"新しい魔法"とは――。世界を汚し壊した末に、もうひとつの〈地の橋〉を渡ろうとしている現代人に贈るソウルサーチ(魂の源流 探索)の物語。巻末解説=龍村仁(『地球交響曲 ~ ガイアシンフォニー』映画監督)、表紙写真=星川加代子
文庫版ベーリンジアの記憶(幻冬舎文庫)
- 作家の産直
『魂の民主主義』
星川淳著(築地書館、初版2005年、電子版2013年)
三宅洋平さんの"選挙フェス"でも紹介された、北米先住民イロコイ民主制と日本国憲法の知られざる絆を紐解く話題の書。絶版を惜しむ声に応え、版元(築地書館)が電子化に踏み切ってくれました!
入手先:http://www.shinanobook.com/genre/book/2449/(シナノブック・ドットコム)
※厳密にいうと作家の産直ではありませんが、紙の書籍が絶版になったあとも読みたいという要望が多いのでご紹介します。
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